棟の積み直しと棟金具取り付けによる棟強化の工事をしました。
棟の積み直しと棟金具取り付けによる棟強化の工事をしました。
棟は、屋根のつなぎ目を保護して、雨の浸入を防いでいる大切な部分です。
また、棟補強金具を使用して地震や風に強くする方法があることもあわせてご紹介します！
まずは既存の棟を解体していきます。
既存の棟瓦は再利用するため、丁寧に取り外したら、そのまま屋根の上に乗せておきますが、棟瓦を固定するために使用されていた木製の貫板や土台となっていた漆喰などはすべて取り除きます。
棟を取り除くと、屋根のつなぎ目が剥き出しになります。棟がズレると、ここから雨水が浸入し雨漏りにつながってしまうんですよ～。
ここで棟補強金具を取り付けます！強化棟固定金具とも呼ばれ、耐震・耐風を目的として考案されたものです。
ガイドライン工法という名称で、２０２２年に法律が改正されたことにより、強固な瓦屋根対策として施工が義務付けられました。
棟補強金具に棟瓦の下地板となる心木（しんぎ）を取り付け固定したら下準備完了です。
漆喰を心木の周りに成型していきます。
漆喰は、従来の漆喰にシリコンや防水剤などを混ぜ、耐久性や防水性を高めた漆喰です。
今回は白色を採用していますが、より落ち着いた雰囲気を求めるなら黒色がおすすめです。
お好みに合わせて色をお選びいただくことができます(*’ω’*)
最後にビスを止めて、銅線で固定して、施工完了です！
これで強度も増して、ひと安心ですね。
上記）棟の積み直しと棟金具取り付けによる棟強化
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