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破損瓦差し替えに伴い、棟の取り直しをしました。

屋根瓦は、台風などの自然災害や落下物の影響で、一部の屋根が破損してしまった場合、部分的な修理が可能です💡

たとえ、部分的な破損でも、放置すると、瓦の割れから雨水が侵入して、内部を傷める原因となってしまいます。
割れてしまった瓦を「一枚だけ」または「部分的」に交換する場合、費用はどのくらいかかるのでしょうか?
また状況によっては「一枚だけ」の交換ができないようなケースもあります!

瓦一枚の「交換費用」や瓦一枚だけ「交換できるか」は、屋根材の種類や状況によって異なります。
たとえば、下地(防水紙・桟木・野地板)の交換も必要な場合には、「葺き替え工事」となり、別工事となります。

こういった場合の適正な費用を知るためには、現地調査を依頼する必要があります!

このような場合は、破損個所が棟の近くだったということもあり、どうしても、差し替えに伴う「棟の取り直し」工事が必要となります。

今回の場合も、しっかりと「棟の取り直し」とさせていたただきました!

まずは古い棟瓦を取り外し、その下の熨斗瓦(のしがわら)や漆喰も撤去します。

取り外した瓦たちは欠けやひび割れがなければ新しい棟の設置時に再利用が可能なため、どの程度再利用可能かどうかによっても費用は変動します。また最近は下地部分にステンレスの金具を打ち込み、ホルマル銅線という耐久性の高い銅線で熨斗瓦(のしがわら)1枚1枚を打ち込んだ金具に緊結することで棟の耐久性を上げるような方法がとられています!

これまで網掛け部の瓦のみが緊結対象でしたが、令和4年1月から、すべての瓦が緊結対象となり、新築時にはこのようなガイドライン工法による留付けを義務化されるようになりました。

国土交通省のホームページをご覧いただき、⾧期優良住宅化リフォーム推進事業(令和3年度~)の補助制度を活用して安全性を診断してもらい、改修工事を行う方法もあります!

ガイドライン工法による留付けをすることで、強風被害を防止しましょう。

いかがでしたか?あなたの家の瓦屋根はいかがでしょう?

今回の工事で、こちらのお宅の瓦屋根は、破損部もきれいになって雨漏り対策もばっちりだし、棟の取り直しと緊結で強風対策もばっちりだし、一安心ですね♪

(上記)破損瓦差し替えに伴い棟の取り直し工事

屋根工事、屋根の吹き替えのご相談なら、サンテックまでどうぞ。

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