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棟からの雨漏り止水工事もお任せください!

今回は、洋瓦の棟部分からの雨漏りを防ぐための「止水工事」について解説します。

棟は屋根の頂上部分に位置し、雨漏りが発生しやすい箇所の一つです。
特に洋瓦の場合、瓦の隙間や漆喰の劣化が原因で水が侵入することが多いので、定期的なメンテナンスが必要です。
それでは、棟からの雨漏り止水工事の流れや注意点について詳しく見ていきましょう。

棟からの雨漏りの原因

棟部分からの雨漏りが発生する主な原因は以下の通りです。

  1. 漆喰の劣化: 漆喰は防水や固定の役割を果たしますが、経年劣化でひび割れや剥がれが生じ、雨水が侵入しやすくなります。
  2. 瓦のズレや破損: 強風や地震の影響で瓦がズレたり、割れたりすると、雨水が瓦の隙間から侵入します。
  3. 棟内部の防水処理の劣化: 瓦の下にある防水シートや屋根下地の劣化も、雨漏りの原因になります。

止水工事の手順

棟部分からの雨漏りを防ぐためには、以下の手順で止水工事を行います。

  1. 現地調査
    • まず、屋根全体、特に棟部分の状態を確認します。瓦のズレや割れ、漆喰の劣化具合、防水シートの状況を調べ、どこから雨水が侵入しているかを特定します。
  2. 既存の漆喰や瓦の取り外し
    • 劣化した漆喰や破損した瓦を丁寧に取り外します。必要に応じて、棟全体の瓦を一旦外すこともあります。
    • 取り外し後、下地部分の状態を確認し、劣化や腐食があれば補修します。
  3. 防水シートの設置や補強
    • 棟内部の防水シートが劣化している場合は、新しい防水シートに張り替えます。このシートがしっかりしていることで、雨水が屋根内部に浸入するのを防ぎます。
  4. 瓦の再設置・固定
    • 防水シートを設置した後、洋瓦を再び棟部分に戻していきます。この際、ズレが起きないようしっかりと固定します。
    • 必要に応じて、瓦を新しいものに交換することもあります。
  5. 漆喰の塗り直し
    • 最後に、瓦と瓦の隙間や棟部分に新しい漆喰を塗り直します。これにより、瓦の固定と防水効果が復元されます。
  6. 仕上げと確認
    • 施工が完了したら、雨漏りが再発しないか確認し、全体の仕上がりをチェックします。雨水の排水経路が適切かどうかも確認することが重要です。

止水工事のメリット

  1. 雨漏りの防止: 確実な止水工事を行うことで、棟部分からの雨漏りを根本的に解決します。
  2. 屋根全体の耐久性向上: 瓦や防水シートの補修・交換を行うことで、屋根全体の耐久性が向上します。
  3. 美観の改善: 劣化した漆喰を塗り直すことで、屋根の見た目がきれいに整い、家全体の美観が向上します。

棟からの雨漏り止水工事の注意点

  • 早めの対策が大切: 雨漏りは放置すると下地や建物全体に悪影響を及ぼします。小さなひび割れでも、早めの対策が重要です。
  • 定期的な点検: 棟部分は風雨にさらされやすく、劣化しやすい箇所なので、定期的に点検してメンテナンスを行うことが推奨されます。
  • 専門業者への依頼: 瓦の取り扱いや防水シートの施工には専門的な技術が必要です。信頼できる業者に依頼して、確実な工事を行いましょう。

まとめ

棟部分からの雨漏りを放置すると、建物全体に悪影響を及ぼしかねません。洋瓦の棟からの雨漏り止水工事では、漆喰の塗り直しや瓦の固定、防水シートの補強などを行い、雨水の侵入を防ぎます。早めに適切な工事を行うことで、屋根の寿命を延ばし、安心して暮らすことができる環境を維持できます。

ご質問やコメントがあれば、どうぞお気軽にお寄せください。それでは、また次回お会いしましょう!

 

洋瓦(棟からの雨漏り止水工事)

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