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「雨漏り修理、棟積み直し工事」についての解説します!

「雨漏り修理、棟積み直し工事」についての解説します!

屋根は住まいを雨風から守る大切な部分ですが、年数の経過とともに劣化が進行し、雨漏りなどのトラブルが発生することがあります。
その中でも特に注意が必要なのが「棟瓦(むねがわら)」と呼ばれる屋根の最上部の部分です。

棟は建物の防水性を大きく左右する箇所であり、ここに不具合が起きると雨漏りにつながることが多くあります。
記事では、雨漏り修理の中でも「棟積み直し工事」に焦点をあて、その必要性や施工方法、メリットについて詳しく解説します。

目次

1.雨漏りが発生する主な原因

2.棟瓦(むねがわら)とは?その役割

3.棟の劣化が招く雨漏りのリスク

4.棟積み直し工事の流れ

5.雨漏り修理と棟積み直し工事のメリット

6.工事にかかる期間と費用の目安

7.まとめ

1. 雨漏りが発生する主な原因

雨漏りの原因は多岐にわたりますが、特に以下のようなケースが多く見られます。

  • 棟瓦や漆喰の劣化

  • 瓦のズレや割れ

  • シーリングの劣化や防水シートの破損

  • 台風や地震などによる突発的な破損

中でも「棟部分」の不具合は、雨漏りの原因として非常に多いものの一つです。


2. 棟瓦(むねがわら)とは?その役割

棟瓦とは、屋根の頂点部分に並んでいる瓦のことを指します。棟瓦は単なる装飾ではなく、以下のような役割を担っています。

  • 屋根材同士の接合部分を覆い、雨水の浸入を防ぐ

  • 風圧を受け止め、瓦全体の安定を保つ

  • 屋根のデザイン性を高める

そのため、棟瓦の状態は屋根全体の寿命や性能に直結するといえます。


3. 棟の劣化が招く雨漏りのリスク

棟部分は常に風雨や紫外線の影響を受けるため、他の箇所よりも劣化が進みやすい部分です。よく見られる劣化症状としては以下の通りです。

  • 漆喰の剥がれ

  • 棟瓦のズレや崩れ

  • 下地材の劣化や腐食

こうした劣化を放置すると、雨水が棟部分から浸入し、天井や壁の雨染み、さらには建物内部の木材腐食やカビの発生を引き起こす恐れがあります。


4. 棟積み直し工事の流れ

棟の不具合に対応する代表的な方法が「棟積み直し工事」です。工事の基本的な流れは以下の通りです。

1.既存の棟瓦を取り外す
 劣化した漆喰や古い棟瓦を撤去します。

2.下地の補修・強化
 木材や台土の状態を確認し、必要に応じて補修・交換します。

3.防水処理の実施
 防水シートや南蛮漆喰を用いて防水性を高めます。

4.棟瓦の再設置
 新しい漆喰を用いて棟瓦を丁寧に積み直し、固定します。

この工程を行うことで、屋根の防水性と耐久性が大きく改善されます。


5. 雨漏り修理と棟積み直し工事のメリット

棟積み直し工事を行うことで得られるメリットは大きく、主に以下の点が挙げられます。

  • 雨漏りリスクの解消
     防水性能が大幅に改善され、雨漏りの不安から解放されます。

  • 屋根の耐久性向上
     劣化部分をリフレッシュすることで、屋根全体の寿命を延ばすことができます。

  • 美観の改善
     崩れかけていた棟瓦が整い、屋根の見た目も美しくなります。

  • 資産価値の維持
     雨漏りのない住まいは、建物の資産価値を長期間保つことにつながります。


6. 工事にかかる期間と費用の目安

棟積み直し工事の期間は、屋根の規模や劣化状況にもよりますが、一般的には 2〜5日程度 で完了します。
費用については、棟の長さや使用する材料によって変動しますが、一般的な住宅で 数十万円程度 が目安です。

雨漏りが発生してから修理するよりも、早めの点検と工事を行う方が結果的にコストを抑えることができます。


7. まとめ

棟部分は屋根の中でも特に重要な箇所であり、劣化を放置すると雨漏りの大きな原因となります。「棟積み直し工事」はその問題を根本的に解消できる有効な手段です。

もし、天井にシミがある、屋根の棟が崩れてきている、漆喰が剥がれているなどの症状が見られる場合は、早めに専門業者へ相談されることをおすすめします。雨漏りの不安を解消し、住まいの安心と快適を長く保つために、定期的な点検と適切なメンテナンスを心がけましょう。

(上記)雨漏り修理、棟積み直し工事

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